海老名・座間・綾瀬 文化
公開日:2012.10.05
今里の(有)富塚商事
「十五夜豆腐」を贈る
市内小学校の全児童7485人に
1865(慶応元)年に創業した市内今里の老舗豆腐店・(有)富塚商事(富塚政和代表取締役)が9月27日、自社で製造した「十五夜豆腐 月見の宴」を市内13小学校の全児童7485人に贈った。
この取り組みは、中秋の名月にススキを飾り、成り物や豆腐(大豆)を供え、大地の恵みに感謝を表したという、十五夜の風習にちなんだもの。四季折々に行われる風習を大切にしながら、食べ物の本当の味わいを覚えてほしいとの思いから始まり、今年で6年目となる。
この日、限定のデザインが施されたパッケージに収められた「十五夜豆腐」を有鹿小学校に届けた同社の富塚侯介さんは「一人でも多く子どもたちにおいしいと思ってもらえたらうれしい」と話し、児童ひとり一人に豆腐を手渡した。
同社では毎年、高校受験を前にした市内の公立中学校に通う3年生全員に「合格祈願豆腐」を贈る活動も続けている。
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