国内唯一のプロフットゴルファーとして活躍する 新井 晋さん 河原口在住 43歳
フロンティア精神で牽引
○…サッカーとゴルフを融合させた新スポーツ”フットゴルフ”との出会いは4年前。サッカーの仲間の勧めで興味を持ち、練習なしのぶっつけ本番で臨んだジャパンオープン大会では2位という奇跡の成績を残した。これがきっかけとなり競技にのめり込み、2016年には協会が認める「国内唯一のプロ」になった。現在は大会や体験会の企画・運営など普及活動に力を注ぎ、11月18日には練習場所のひとつ・相模三川公園で子ども対象の無料体験会を行う。「今回は6コースを設け大規模に実施します。サッカー未経験のお子様も大歓迎。思いっきりボールを蹴る楽しさを感じてもらえれば」と微笑む。
○…今では日本人最多の大会出場数を誇る古株選手となり、フットゴルフ界を牽引する立場に。戦略を練るセンスの良さと積み上げてきた練習量が成果となって表れ、今年はジャパンオープンで優勝。日本代表として出場したアジアカップでは3位を飾るなど数々の実績を収めた。こうした活躍が評価され、12月には再び日の丸を背負いワールドカップに出場する。
○…幼稚園から始めたサッカーはこの道を歩むと決めた時まで続けた相棒。青春を過ごした学生時代からフットゴルファーへと導いてくれた社会人まで、仲間たちと共にボールを追い続けた。「サッカーは今でも大切なもの。足の技術はもちろん、繋がりの機会を創ってくれた存在ですね」
○…現在は妻と1歳になったばかりの息子と暮らす。会社員を辞め、選手活動に専念するという挑戦にも何も言わず、ずっと支え続けてくれる妻の存在は大きく「仲間内でもビッグマザーのようだと言われている」と話す。”練習は裏切らない”と信じ、世界で戦える選手を目標にこれからも邁進していく。
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