相鉄線「海老名駅」など4駅長を務める 五十嵐 徹さん 東柏ケ谷在住 53歳
○…11月30日に開業した”相鉄・JR相互直通線”で都心部へ乗り換えなしで行けるようになり、さらなる発展が見込まれる「相鉄線 海老名駅」。同駅を含む4駅の駅長として昨年から施設運営に努めている。「JR直通線が開業し、座って都心に行けるのが嬉しいなどのお声をいただいた。私たちの仕事が誰かの笑顔になっているのがとても嬉しいです」と顔をほころばせた。
○…今年で入社30年。本社勤務などの期間もあったが、駅長業務は15年目になる。長年仕事をする上で大切にしているのは、常に余裕を持つことと、部下とのコミュニケーションだ。「上に立つ者に余裕がないと下に伝わる。だからどんなに慌てていても、表に出さないようにしています。そして人間関係。お互いが信頼しあえているからこそ、質の高いサービスをお客様に提供できると思っています」と話す。
○…駅係員、車掌の鉄道業務以外にも、グループ会社のホテル内レストランで勤務した経験もある。駅業務から離れて仕事をした期間は、今までのサービス対応についても考え直す機会になった。「ホテルでは接客を改めて学びました。どう動けばお客様の邪魔にならないか、恋人と、お友達と、ご夫婦で来店された時はどう対応すると喜んでいただけるか。これらの経験が今生きています」と目を細めた。
○…将来の夢は色々な国を見て回ること。今はJR直通線の開業や海老名駅ホームの改修工事などで多忙の日々を送る。「最近は趣味の読書に割く時間も少し減ってしまいました。人を運ぶ仕事をしてきたので長期休暇か退職後には、ゆっくりと運ばれてみたいですね。飛行機が苦手なので、船や電車で外国の風景や生活に触れてのんびりと旅したいです」
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