戻る

海老名・座間・綾瀬 人物風土記

公開日:2019.12.13

相鉄線「海老名駅」など4駅長を務める
五十嵐 徹さん
東柏ケ谷在住 53歳

 ○…11月30日に開業した”相鉄・JR相互直通線”で都心部へ乗り換えなしで行けるようになり、さらなる発展が見込まれる「相鉄線 海老名駅」。同駅を含む4駅の駅長として昨年から施設運営に努めている。「JR直通線が開業し、座って都心に行けるのが嬉しいなどのお声をいただいた。私たちの仕事が誰かの笑顔になっているのがとても嬉しいです」と顔をほころばせた。

 ○…今年で入社30年。本社勤務などの期間もあったが、駅長業務は15年目になる。長年仕事をする上で大切にしているのは、常に余裕を持つことと、部下とのコミュニケーションだ。「上に立つ者に余裕がないと下に伝わる。だからどんなに慌てていても、表に出さないようにしています。そして人間関係。お互いが信頼しあえているからこそ、質の高いサービスをお客様に提供できると思っています」と話す。

 ○…駅係員、車掌の鉄道業務以外にも、グループ会社のホテル内レストランで勤務した経験もある。駅業務から離れて仕事をした期間は、今までのサービス対応についても考え直す機会になった。「ホテルでは接客を改めて学びました。どう動けばお客様の邪魔にならないか、恋人と、お友達と、ご夫婦で来店された時はどう対応すると喜んでいただけるか。これらの経験が今生きています」と目を細めた。

 ○…将来の夢は色々な国を見て回ること。今はJR直通線の開業や海老名駅ホームの改修工事などで多忙の日々を送る。「最近は趣味の読書に割く時間も少し減ってしまいました。人を運ぶ仕事をしてきたので長期休暇か退職後には、ゆっくりと運ばれてみたいですね。飛行機が苦手なので、船や電車で外国の風景や生活に触れてのんびりと旅したいです」

    ピックアップ

    すべて見る

    意見広告・議会報告

    すべて見る

    海老名・座間・綾瀬 人物風土記の新着記事

    海老名・座間・綾瀬 人物風土記の記事を検索

    コラム

    コラム一覧

    求人特集

    • LINE
    • X
    • Facebook
    • youtube
    • RSS