未使用や手作りのマスクを回収し、洗浄、点検した上で必要な人へ届ける有志によるプロジェクト「えびなマスクネットワーク」で、1カ月に合計1171枚の寄付が集まり、保育園などに届けられた。
プロジェクトは5月末から6月末までの1カ月間実施。市内に11カ所のボックスを設置し、寄付を募った。
回収したマスクは約1300枚。企画を知り手作りした人もいたという。発起人で、クリーニング店「ハイジ」を経営する今泉直人さんは「80歳になる男性が初めてミシンを使って作ったという手紙もあった。驚くほど集まった」と話す。
回収されたマスクのうち、手作りマスクは「ハイジ」でクリーニング。政府支給の布マスクなど未使用のものについても、一つ一つ点検し、状態が良い1171枚を保育園や学童に寄付した。
今泉さんとプロジェクトメンバーの高橋真人さんは7月13日、寄付先の一つである上今泉のさくらい保育園(櫻井慶一郎園長)にマスクを届けた。園児はマスクを受け取ると「ありがとう」と元気よく伝えていた。櫻井園長は「子ども用のマスクの寄付はとても嬉しい。洗い替えの一つになると思う」と話した。
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