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公開日:2026.03.06

ダイエー海老名店
惜しまれつつ41年で幕
6月にイオンに転換

  • 従業員と客の双方が手を振る中、シャッターが下りた

    従業員と客の双方が手を振る中、シャッターが下りた

 海老名市中央の「ダイエー海老名店」が2月25日に閉店した。前身のダイエー傘下「Dマート海老名店」から41年間営業を続けていた。同店は食料品売り場の改装を経て、6月に「イオン海老名駅前店」になる。改装中もテナント店の営業は継続する。

 同店は1984年に開業し、86年に「ダイエー海老名店」に改装。2006年に施設名を「ショッパーズプラザ海老名」に改称し、11年には食料品売り場の店名を「ダイエー海老名店」へと戻した。

 長らく営業を続けてきたが、イオングループ内の店舗再編により閉店が決まった。同店は食料品売り場の改装を経て、6月にイオンの店舗へと変わる。

 新店舗の開店後には、5月の建て替えにより一時休業する近隣の「イオン海老名店」の機能を引継ぎ、自宅に商品を届ける「ネットスーパー」などのイオンのサービスが展開される。

別れを惜しむ

 最終日となった25日には、別れを惜しむ客が多く訪れ、混雑していた。売り尽くしセールが開かれる店内では、食料品を中心に、多くの商品棚が空になっていた。

 店内に設置されたメッセージボードには、「今までありがとう」や「子どもの頃、母と来ていた」など、感謝や思い出を記したカード約2300枚が寄せられていた。

 閉店時間の午後6時になってもレジ列は途切れず、最後の客の清算が終わると、閉店セレモニーが開かれた。従業員が整列し、「41年間ご愛顧いただき誠に有難うございました」と書かれたプラカードを持つなか、閉店を見届けようと多くの客が集まった。

 同店の店長が前に出て、「皆さまに支えられた41年間だった。ダイエーという店舗はなくなるが、皆さまの心の中に残り続けてくれればうれしい」と閉店の挨拶をすると、客からの「ありがとう」「お疲れ様」という感謝の声が響いた。店長が従業員に対し、「今までありがとう」と感謝を伝えると、店内は拍手に包まれた。

 セレモニーの終了後にシャッターが下りる際には、従業員と客の双方が涙ぐみながら手を振り合う様子も見られた。

 親子2代で20年間利用していたという50歳代の主婦は「歯科や整骨院など、生活に必要なものが揃っていたので、ついでに買い物がしやすかった。子どもをベビーカーに乗せて買い物に来ていたことをよく覚えている」と思い出を話した。

 幼少期から利用しているという30歳代の男性は「一番身近なスーパーだった。小学生の時に店内のプールに通っていたことや、レジの店員が良く声をかけてくれたことを覚えている。ダイエーでなくなってしまうことは悲しいが、生まれ変わった後の店舗に期待したい」と思いを語った。

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