小田急線海老名駅とJR相模線海老名駅の間にある海老名駅間地区の開発エリア「ViNA GARDENS(ビナガーデンズ)」で22日、2022年度上期の開業を目指す複合施設の概要と6〜10階フロアのテナント構成などが明らかになった。事業主の小田急が同日、メディアに向けて発表した。
海老名の2法人、フロア出店へ
小田急はこのエリアの開発を2016年度に開始。17年4月にローソン・ビナガーデン店、同11月には飲食等商業施設「TERRACE」、今年1月にはタワーマンションが完成し入居が進んでいる。
現在は2棟目のタワーマンションに加え、今年2月には(仮称)サービス棟を着工、2022年春には地上14階建てのオフィス棟も完成する。
近接地では、来春の開業に向けてロマンスカーミュージアムの工事も進み、25年度の全体完成に向けて事業が進む中、(仮称)サービス棟の全容が発表された。
このほど発表された(仮称)サービス棟は、「ウェルネス」をコンセプトにフィットネスや健診、クリニックの機能をもつ地上10階建ての複合施設として整備される。
6階フロアには海老名市で薬局事業を展開する株式会社メディカルガーデン(小林弘忠社長)がクリニックモールを、7階フロアには海老名総合病院や座間総合病院などを展開する社会医療法人ジャパンメディカルアライアンス(以下JMA、谷口佳浩理事長)がメディカルセンターをそれぞれ出店する。8階には株式会社ルネサンス(東京都墨田区)がフィットネスを出店する。3〜5階は未定。この複合施設は2022年度上半期の完成をめざす。
この3社と小田急、海老名市は22日、健康増進事業に関する連携協定を締結した。今回の出店について、ジャパンメディカルアライアンス本部とメディカルガーデンの小林社長が本紙にコメントを寄せた。
■JMA本部/ビジネスパーソンや女性のニーズに応えられる健診拠点と、内科・婦人科を軸にしたクリニックを展開する。2023年完成の海老名総合病院「新棟」のサテライト施設として、専門治療との連携体制も整えていく。
■メディカルガーデン小林社長/健康増進事業等に関わる包括連携協定は市民の皆様への大変有意義な事業と考えている。各フロアへ出店する事業者や医師、多職種、そして地域医療と連携し海老名市民や海老名市を利用する方々へ貢献していきたい。
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