総務省は16日、衆議院議員選挙区画定審議会が同審議会設置法に基づき岸田文雄首相に勧告した衆院選の選挙区改定案を発表した。2020年の国勢調査の結果に基づき、昨年6月から調査と審議が続けられていた。今後、法改正が行われ正式に実施が決まる。
勧告によると神奈川は現行の18選挙区のうち11選挙区が改定の対象となり、全20選挙区となる。現在は13区(大和市、海老名市、座間市の一部、綾瀬市)の海老名市は新たな16区、市域が13区と16区に分かれている座間市は全域が相模原市南区との新たな20区になる。
現在の16区(厚木市、伊勢原市、相模原市緑区・南区の一部、座間市の一部、愛甲郡)は厚木市、海老名市、伊勢原市の3市が選挙区となる。
座間市の佐藤弥斗市長は16日、「市域の分割が解消され、基礎自治体の一体性の向上につながる。前回の区割り見直しで相模が丘地域が13区から16区に編入され、市民に大変な戸惑いを与え、事務負担も増加していたが今回の新区割り案の勧告で解消されるものと期待している。13区と16区を地盤とされている4人の代議士とは引き続き良好な関係を築いていきたい」などとするコメントを発表した。
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