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公開日:2023.06.02
相武台神社
90年ぶり、狛犬を新調
寄付募り、氏子ら除幕式
座間市相武台の相武台神社で5月27日、氏子委員会(本多公治会長=人物風土紀で紹介)が境内に建立した狛犬の除幕式を行なった。氏子や自治会関係者ら29人が参加し、地域の安全と繁栄を祈願した。
狛犬の建立は、同委員会の50周年事業として行なわれた。神社の創建当初1933年ごろ建立された狛犬は欠損やひび割れなどが進んでいたことから、会員39人の寄付により再建が実現した。
同神社の本殿前の東西に建立された狛犬は、右側の口を開けている狛犬が阿形(あがた)で左側の口を閉じているのが吽形(うんぎょう)という。
同神社は、かつて相模台地にあったことから火災が発生すると水ではなく、土による消火活動が行われていた。そこで村民が相談し、「火伏せの神」である栃木県の古峰神社から御霊を拝受し、村の守り神として1933年に創建した。
本多会長は「50周年の事業で狛犬の建立ができてよかった。同会の会員をはじめ、地域の皆様のご協力があり実施ができて感謝の気持でいっぱいです」と話した。
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