日本社会人アメリカンフットボールXリーグの春季公式戦「パールボウルトーナメント」が開幕する。海老名市をホームタウンとする富士フイルム海老名ミネルヴァAFCは5月3日(祝)、海老名運動公園陸上競技場でIBM BIG BLUEと対戦する。午後1時キックオフ。
パールボウルトーナメントは、社会人リーグの東日本優勝を争うもの。国内トップリーグの「X1スーパー」に所属する8チームで勝負が繰り広げられる。
「海老名から日本一」を掲げるチームは、昨季トップリーグに初めて昇格。今季からX1スーパーが主戦場になった。チーム関係者によると「X1スーパーは外国人やプロ契約選手も多く、レベルは格段に上がる」と説明する。
開幕戦に向け、チームは今年3月上旬から始動し、海老名市本郷に置く練習施設で選手個々の筋力強化だけでなく、戦術の理解を深めて組織力も磨いた。朝倉孝雄ヘッドコーチは今季について「高い頂に挑戦する勝負の年」と位置付けて、「目の前の相手との勝負にこだわり、挑戦者として臨む」と話した。
地元チームを声援で後押し
試合当日は、戦う選手の背中を大声援で後押ししてもらおうと、海老名市在住・在勤・在学者に限り、先着1千人を無料招待する。午前11時から受付開始で、身分証の提示が必要となる。
チームの松井孝夫GMは「海老名にあるチームの存在やアメフトの楽しさを知ってもらい、観客席を満員にしたい」と期待を寄せていた。
チームやアメフトに親しんでもらおうと、当日は家族で楽しめるイベントも用意。会場では「走り方教室」(午前11時〜11時20分)やフラッグフットボール体験会(同11時30分〜正午)、いずれも5歳〜小学6年対象、参加無料。えび〜にゃとのチェキ記念撮影ブースやキッチンカーも多数出店する。
当日券の販売は日本社会人アメリカンフットボール協会、イベント詳細は海老名市のホームページで確認できる。
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