海老名・座間・綾瀬 社会
公開日:2025.07.04
初夏の畑に黄金色
中央農業高校で収穫
海老名市の県立中央農業高校で6月中旬に小麦の収穫が行われた。畑は5アールほどあり、アグリビジネスコースの3年生が昨年10月に種を一粒ずつ手まきしたもの。防鳥ネットをはり、麦踏みや雑草取りなどの世話を続けてきた。
品種は「ユメシホウ」で独特の風味が特長。同校の畜産科から提供された牛ふんたい肥など有機肥料を使い、無農薬にこだわった。
60kgほどを収穫、製粉後にフードサイエンスコースの生徒が食パンなどを作り、販売実習などで活用する。作業に加わった米山太一さんは「実家が農家。麦の収穫には米のコンバインも使えるので、いつか両方を育てたい」と語った。
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