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公開日:2025.11.28

海老名総合病院
県建築コンでアピール賞
三角の敷地活用法が評価

  • 海老名総合病院「西館」=提供・社会医療法人ジャパンメディカルアライアンス

 「第67回神奈川建築コンクール」の表彰式が11月20日、横浜市開港記念会館で行われ、一般建築物部門の「アピール賞」に海老名総合病院(海老名市中央)が選ばれた。三角形の敷地を生かした配置や工夫が評価された。

 「神奈川建築コンクール」は、県内の建築物の質向上や安全・安心で人や環境に優しい魅力あるまちづくりの推進を目的に毎年行われているもの。県と12市(建築確認などを行う建築主事を置く市)が主催している。

 今年度のコンクールには一般部門23件、住宅部門27件の応募があった。一般建築部門で「アピール賞」を受賞した海老名総合病院の西館は、2023年5月に竣工。建築主は同病院を運営する社会医療法人ジャパンメディカルアライアンス(贄正基理事長)、設計は清水建設(株)一級建築士事務所、施工は清水建設(株)横浜支店。

 三角形の敷地を生かし、3つの角に病棟全体を見渡せるようにスタッフステーションを配置するなどの工夫が評価された。小林智範病院長は「限られた土地を最大限に生かして高度急性期医療の拠点を築いてくださり、関係者に感謝しています」とコメントした。清水建設(株)の担当者は「『スーパートライアングル病棟』の実現は、地域医療への貢献を目指したもの。この受賞を大変光栄に思う」と話した。

 住宅部門では、同じく海老名市内の個人宅(建築主非公表)が「優秀賞」を受賞している。設計はハギアーキ一級建築士事務所(海老名市柏ケ谷)、施工は泰進建設(株)(東京都町田市)。

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