夢は柔道で五輪 愛柔会所属の2人が全国大会で優勝
厚木市柔道協会に加盟する「愛柔会」(藤崎淳文代表)の関野進吾君(市立南毛利小5年)と藤島将太君(愛川町立中津第二小5年)の二人が、8月に鹿児島県で開かれた全国小学生学年別柔道大会で優勝した。
同大会は小学5・6年生を対象に、各都道府県の予選を勝ち抜いた48人による学年別・階級別の日本一を争うもの。
関野君は小学5年生男子45キロ級、藤島君は同45キロ超級にそれぞれ出場し、ダブル優勝。愛柔会にとっても同大会初の優勝となった。これまで関東の大会や団体戦などで優勝を飾っている二人だが「今までの大会の優勝とは違う」と口を揃えた。
「優勝の瞬間は自分でも夢か現実か分からなかった」と関野君。「いつも緊張してしまう」という初戦では、指導を取られる苦しい展開。それでも寝技で一本勝ちをもぎ取り、その勢いのまま優勝まで駆け上った。
柔道経験者の父や2人の兄の影響を受け、4歳から柔道一直線。今回の優勝は2人の兄が成し得なかった快挙ということもあり「自分で戦って掴み取った優勝。うれしいです」と喜びもひとしおの様子だ。
中学や高校の柔道部でも出稽古を行ってきた藤島君は「この大会を目標に今まで誰よりも練習を続けてきたと思っていたので、優勝できてうれしい」と笑顔。大会では全6試合中、決勝を含む4試合で一本勝ち。分岐点となったのは3回戦。優勝も経験している実力者との戦いに「大会前から、彼に勝たないと先には進めないと思っていた。ここで勝てて気分を乗せることができた」と振り返った。
愛柔会の藤崎代表は「二人とも幼稚園の時から見てきているので、本当に強くなったなという想い」と感慨深く話した。
早くも9月17日には団体戦の全国大会「マルちゃん杯全日本少年柔道大会」に出場する二人。だが、二人が見据えるのはその先にある「オリンピックでの金メダル」だ。ロンドン五輪の柔道も録画し、戦いの参考にしたという。
厚木の若き柔道少年たちが、日本柔道界の救世主となるかもしれない。
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4月19日