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厚木・愛川・清川

公開日:2013.06.14

岸邸の畳が新調
(株)丸清が無償で表替え

  • 真新しい畳80枚が並ぶ

 市有形文化財のひとつ、上荻野の古民家岸邸。同施設の畳がこのほど、全面張替えされた。



 これは、市内三田の畳店(株)丸清(佐藤清孝社長)が無償で行ったもの。1・2階の畳80枚を2日間かけ、職人7人で張り替えた。



 きっかけは佐藤社長が所属している厚木青年会議所の事業。活動の一環で2月に岸邸を訪れた際、施設をきれいに掃除している職員の姿に感動。「きれいにしていかないと歴史は続いていかない。何かお手伝いできれば」との思いで、畳の張替えを市に申し入れた。



 6月1日には岸邸で目録の贈呈式があり、佐藤社長のほか小林常良厚木市長らが出席。小林市長は「80枚というすごい枚数。大切に使わせていただきます。感謝しています」とお礼の言葉を述べた。



 佐藤社長によれば「国産のい草を使った畳なので、使ううちにあめ色に焼けていきます」とのこと。岸邸のスタッフも「新しい畳の匂いがいいですね。来られた方も喜んでいます」と話した。



 岸邸の開館時間は午前10時〜午後5時。月曜、火曜は休館。

 

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