幼稚園や保育所などの利用を希望する保護者への支援策「厚木市子育てコンシェルジュ(通称AKC)」サービスが10月1日からスタートした。第一期コンシェルジュとして70人が配置された。
このサービスは、厚木市の子育て施策や情報を子育て中の家庭に分かりやすく提供、多用化する子育てニーズに対応し、市民との”橋渡し”の役割を担うことが目的。コンシェルジュ養成向けの研修会を開き、子育てガイド「おおきくなぁ〜れ」を教材として使用し、活動開始に向け準備を進めてきた。事業費はかかっていない。これまで、保護者に子育てサービスの内容が十分に伝わっていない現状と、どこの課が対応したらいいのかが複雑だった。
AKCは拠点型と地域型
コンシェルジュは拠点型と地域型の2種類。主に母子健康手帳の交付から地域の子育て支援制度、保育所や幼稚園預かり保育などの保育サービスなどの情報を提供する。
拠点型は、保育士など子育て支援センター「もみじの手」勤務の市職員16人が、年間約4万8000人の利用がある同センターで対応にあたる。
一方、地域型は、子育てアドバイザー、ほっとタイムサポーターなど市内在住で地域の子育てボランティアの市民54人が担当。
市子ども育成課は「身近な存在のコンシェルジュを頼っていただき市のサービスを活用していただければ。今後は市民の方の声も反映します」と話した。
近隣では10月1日現在、横浜市は「保育コンシェルジュ」25人が活動。また千葉市は10月1日から「子育て支援コンシェルジュ」としてスタートを切っている。
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