「厚木市・海老名市・愛川町・清川村30歳の成人式」が2月22日、レンブラントホテル厚木で初めて開催された。
このイベントは、同成人式実行委員会(藤江大樹委員長)が主催。1984年4月2日から85年4月1日生まれで4市町村に在住在学在勤、過去に通学していた人など関係のある全ての同世代が対象。当日は、およそ300人が参加。鏡開きや懐かしい曲のイントロクイズなどが催された。
参加した清野祐毅さんと木下輝昭さんは12年ぶりに再会した厚木西高校の同級生。「旧友がどう頑張っているか楽しみに参加した。会えるきっかけになって良かった」と満喫した様子。
地元を想い人の繋がり大切に
発起人は、厚木市内でともに事業を営む藤江委員長と野田洋平さん。節目となる30歳で、実際に顔を合わせて同世代が交流できる場を作り、地元で何か生まれたらという思いで開催した。
平塚・大磯・二宮・中井合同の「三十路式」を参考に、動き始めたのは昨年8月。出身中学校ごとに43人の幹事集めから始めたが「熱意の違いもあり、最初は不安が大きかった」と振り返る。
一番の苦労は、人を集める上で怪しい企画でないと理解してもらうこと。運営やスポンサー集めなどは分担し、最後は幹事全員が協力してやり切れたという。
藤江委員長と野田さんは、「来年もこの地区に受け継がれて、地元を盛り上げてもらいたい」「達成感もあるが、終わったという喪失感もある。幹事の皆に感謝しています」と話した。
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