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介助ベルトで負担軽減 母の介護経験もとに考案

社会

公開:2015年3月20日

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「歩行介助ベルト」を手に持つ難波さん
「歩行介助ベルト」を手に持つ難波さん

 みはる野在住で会計事務所に勤務する難波のり子さん(59)が、介護を必要とする人の腰に巻いて立ち上がりや移動を補助し、負担を軽減する「らくらく歩行介助ベルト」をこのほど考案した。

 先月のテクニカルショウヨコハマで、市内を中心に産学公が連携するあつぎものづくりブランドプロジェクト(ATSUMO)の一環として、厚木商工会議所のブースで展示された。

 ナイロン製で耐久性とはっ水効果に優れた介助ベルトは、人の動きの要の位置である腰の要諦部分に持ち手が付けられている。このため、介護者を片手で持ち上げることができ、腰の負担を軽減、スムーズな移動を可能にしている。腰回りはマジックテープで調整することができる。

 考案のきっかけは、母の通院や介護で、車いす生活だった身体の負担を少しでも減らしたいという思いから。昨年2月に母を亡くした難波さん。母の「身体を動かしてもらえるだけでありがたい」という声が難波さんを動かし、これまで3回の試作を重ねてきた。

 介護に携わっている人からは、介護者の脇の下を抱えて支えきれなくなるため腰を痛めてしまうという声があり、難波さんは「介護する人が楽になれば相手も楽になる。リハビリはもちろん、災害時など歩けない人に対しても効果があるのでは」と期待を寄せる。

 介助ベルトは、ブースを訪れたバリアフリージャーナリストの古川年明さんの目にとまり、古川さんが撮影した動画がサイトに公開されている。将来的には、製造や流通面の課題があるが、商品化をめざすという。2014年に特許庁の実用新案登録証を受け取った。

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