東丹沢の玄関口、七沢で採取される緑色の石、セラドン石を使った加工体験会が7月4日、玉川公民館で開催され、市内の小学生と保護者60人が参加した。
このイベントは公益社団法人厚木青年会議所(小暮勲理事長)が主催。子どもたちに厚木市の豊かな自然や歴史の壮大さを感じてもらおうと、地域のたから発信委員会(中尾賢治委員長・委員数10人)が中心となって、今年2月ごろから準備を進めてきた。
セラドン石は古墳時代に宝飾品としても使われ、玉川地域に残る古墳群跡からも発見されるなど、玉川の名前の由来となったといわれている。
この日は県立生命の星・地球博物館の外来研究員で三田在住の門田真人さんが講師を務め、子どもたちに丹沢の自然や文化、歴史などを説明。その後、門田さんや神奈川地学会のメンバーなどが手ほどきをして、子どもたちは事前に採取した石を磨いてストラップを作成した。
厚木小学校6年の小野寺陽士君は父の勝さん(39)と一緒に参加。「落ちている石がきれいになって驚いた。今日の体験を一生忘れません」と感想を話した。
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