東証第1部上場、株式会社オーイズミ(本社/厚木市中町)の大泉政治会長(72)がこのほど、ビジネス書『中小企業の経営戦略』を上梓した。自らの47年に及ぶ経営者としての経験などをまとめたもので、12月1日から有隣堂厚木店をはじめ全国の書店で販売されている。出版に至った経緯などをうかがった。
オーイズミは貨幣処理機やアミューズメント周辺機器、パチスロ機の開発から製造販売まで、総合メーカーとしてサービスを提供。父君が経営していた工場を引き継ぎ、大泉氏が社長になったのは25歳のとき。それから47年。今年4月にはオーイズミの社長を長男の秀治氏に譲り、自らは会長に就任した。
一方で、大泉氏は県央経営者会の会長としても知られている。
――今回、ビジネス書を書き下ろしたきっかけは。
「さまざまな企業や団体から講演の依頼を頂くことがあるのですが、話すのが得意ではないのでこれまで断ってきました。一方で出版の勧めもいろいろなところから頂いており、会長になるタイミングで本を書いてみようと思いました」
大泉氏は異業種で居酒屋チェーン『食いものや わん』も成功させ、オーイズミフーズの店舗は全国に展開。著書では自身が経営のモットーとしてきた「遊・食・動・明」を章立てにして紹介している。
――製本された本を手に取った時の感想は。また、どのような人に読んでもらいたいですか。
「初めて書いた本だったので、でき上がったときはうれしかったですね。自分としてはよく書けたなと思っています。苦労して書いた甲斐がありました。うちの会社がどうやって大きくなってきたかを書いていますので、一人でも多くの中小企業の経営者の方々に読んで頂きたいですね」
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