厚木・愛川・清川 社会
公開日:2016.10.14
毒性植物にご用心
相模川沿いで繁殖
NPO法人厚木の川の環境を良くする会の西井伯夫理事長=人物風土記で紹介=がこのほど、酒井スポーツ広場沿いの河川敷で繁殖する毒性の外来種「ヨウシュヤマゴボウ」を発見した。
ヨウシュヤマゴボウは根や果実など全てに毒があり、食べると死に至る危険性の高い植物。北米原産の外来種で、昨年夏ごろから同地で繁殖。西井さんが今年に入って約10株を確認したが、10月4日時点では残っているのは1株のみ。
植物に詳しい郷土資料館の担当者よると、市内の山裾から川辺まで広く生息。この時期にブドウに似た実をつけるため、誤飲しないよう同会は看板を設置して注意喚起している。
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