厚木市と近隣在住の吹奏楽好きママさんたちで構成されるママさんブレス「厚木こっこ隊」。2007年に発足後、幼稚園や小学校、福祉施設などでボランティア活動を続け、今年の7月で丸10年を迎える。7月16日(日)には厚木市文化会館大ホールで「10周年記念コンサート〜ありがとうを音にのせて〜」を開催する。
同隊は2007年6月に発足した「相模原こっこ隊」の姉妹バンドとして誕生。過去に吹奏楽部やブラスバンドに所属した経験のある、音楽好きなママさんら約10人で立ち上げた。子育て中やブランクのある人でも、気軽に音楽と演奏が楽しめる市民サークルだ。当初10人ほどだったメンバーも声掛けやホームページでの隊員募集などにより、現在は54人が所属。厚木市および近隣から週に1回、公民館などに集い、練習を行う。練習の場には赤ちゃんや小さい子どもたちの姿も。代表の宇佐美恵さんは「私たちはママさんのサークル。子どもたちも一緒に音楽を楽しんでいます」と話す。
発足当初から指揮者としてメンバーを指導するのは伊東その子さん。伊東さんは武蔵野音楽大卒業後、米ロチェスター大イーストマン音楽学校で指揮科修士課程を修了。国内の編曲コンテストで入賞するなどの経歴を持つ。伊東さんは「私も今は、一人のママさん隊員。みんなの音を引き出せるよう指導しているだけ。練習にも楽しく参加しています」と語った。
福祉施設や学校でボランティア演奏
発足時からボランティア訪問演奏も開始。訪問先の演奏スペースや内容に合わせ、毎回20〜30人ほどのメンバーが参加している。どんなイベントも全て無料で対応。14年にはアミューあつぎのオープニングで演奏を披露。小学校で指揮者体験教室を指導したことも。今回の記念コンサートは、メンバーが会場費などの経費を負担。2年前からそれぞれ役割を分担し、準備を重ねてきた。「家族や地域の人たちへの感謝の気持ちを込めた演奏会。メンバーも気合十分で練習に励んでいます」と宇佐美さん。
記念コンサートは7月16日(日)、午後1時30分開場、2時開演。入場無料(授乳室あり)。「となりのトトロ〜お話と一緒に楽しもう〜」や「アルヴァマー序曲」、いきものがかりの「ありがとう」ほかを演奏予定。
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