市内最大のイベントあつぎ鮎まつりで8月4日夜に行われた大花火大会には、主催者発表で53万5千人が来場した。
毎年、問題になるのが、花火大会終了後に観覧者が捨てて帰るごみ。打ち上げ場所の三川合流点から、本厚木駅方向に向かう東町周辺の道路では、歩道から車道にまではみ出して、ごみが不法投棄されていたという。
今年はこの問題を解消しようと、東町の歩行者天国沿いに初めてごみステーションが設置された。きっかけは今年6月の市議会で望月真実議員が行った一般質問。その後、市の産業振興部と環境農政部が連携し、実現した。
ごみステーションは、警備本部から東町郵便局前交差点までの歩行者天国沿いに、民間の駐車場を借りて左右1カ所ずつ設置。普段はごみの収集運搬にあたる市環境事業課の職員12人が立ち、通行人に可燃ごみ、缶・ビン・ペットボトルの分別回収を呼びかけた=写真。
交通規制が解除される午後10時まで回収を続けたことで、同歩行者天国沿いのごみの不法投棄はゼロに。周辺住民からは「こんなにきれいな(花火大会直後の)東町を見たのは初めて」と感謝の声が寄せられたという。
警備本部付近で分別回収を呼びかけた片桐亮環境施設担当部長は「正しい情報を伝えれば協力してくれる。捨てる場所がわかる仕組みを作っていきたい」と話した。
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