思わず目を疑ってしまうような売場が、10月12日に妻田薬師に現れた。
その売場の名は「お目ん玉売場」=写真上。1パック300円と書かれている。発売時間の午後2時になると買い求める長蛇の列が――。しかも皆、5パック、6パックとかなりの量を買い求めている。
この日は妻田薬師の縁日。法会の後、伝統行事である「お目ん玉交換」が行われた。その由来が売場に貼りだされている。「薬師如来がまだ菩薩であったころ、十二の大願をたてたとされ、その七番目の願いに”病のものも名前を聞けば患いが除かれて”とあり、家族の無病息災はもとより、眼病に効くといわれています」とある。
「お目ん玉」とは眼球のことで、団子を眼球に例えた供え物。かつては、各家庭で団子をつくり、薬師さんへ供え、他家の団子と交換していたことから「お目ん玉交換」といわれているそうだ。現在の団子は妻田薬師保存会の会員や地元自治会総出での手作りで、伝統が守り継がれている。販売された686パックはもちろん完売した。
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