神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

厚木市 あさひ公園 貯留槽完成へ 9月以降に運用開始

社会

公開:2019年7月26日

  • X
  • LINE
  • hatena
施設北側のポンプ。雨水で満タンになった貯水槽を1・7日でカラにする
施設北側のポンプ。雨水で満タンになった貯水槽を1・7日でカラにする

 厚木市が浸水対策として整備を進めている、あさひ公園地下の雨水貯留施設が8月末に完成を迎える。運用開始は9月以降の予定で、その後、あさひ公園の整備にも着手。来年3月の完成をめざす。

1時間65mmに対応

 厚木市では、2013年に1時間あたり65mmの雨が降り、本厚木駅周辺を中心に床上、床下浸水などの被害が発生。ゲリラ豪雨などによる浸水被害を軽減させるため、市は17年5月から対策工事を進めてきた。

 今回の計画は、本厚木駅の南側(あさひ公園/旭町)と北側(あつぎ中央公園周辺)の地下にそれぞれ貯留施設を整備するというもの。現在の市の下水道施設は、昭和40年代に整備され、対応できる雨水量は1時間に40mm。2つの施設の整備が完了すると、同65mmの雨が降った場合でも、バスや自動車の通行不可の目安となる浸水深さ約10cm以内にできるという。

プール40杯分

 市下水道施設課によると、あさひ公園地下の貯留施設の工事費は約31億円。南北に27m、東西に43m、深さ25mで、厚木市役所の本庁舎とほぼ同等のサイズとなる。容量は約1万4800㎥で、小学校にある25mプール約40杯に相当する。工事は、鉄筋コンクリート製の本体を構築しながら沈下させていくニューマチックケーソン工法を採用。地下約1・5mの深さまで沈下させる。

 完成後は、本厚木駅の真下を通る排水管の水位が高くなると、貯留施設の南側に接続している直径2mの導水管を経由して貯留施設に雨水を取り込む。貯留した雨水は、晴天時にポンプでくみ上げ排水管へ戻される。

今年度中に公園を整備

 貯留施設の工事完了後には、あさひ公園のリニューアル工事が始まる。新しくなる公園の広さは4371平方メートル。複合遊具、健康遊具などが新設されるという。市公園緑地課では、「貯留施設の工事を受けてになるが、今年度中に供用開始をめざしたい」と話している。

 なお、あつぎ中央公園周辺の地下では、トンネルを掘り貯水管で雨水を貯留する。大きさは管径2・4m、長さ1130m。容量は約5100㎥でプール約14杯分になる。今年度中に工事に着手する予定で、22年度の完成を見込んでいる。
 

愛甲石田駅近く家族葬専用式場「ゆかりえ」

家族葬から樹木葬。友引の日に無料相談会を開催しています。

https://www.fujimishikiten.co.jp/hall/yukarieaikouishida/

愛甲石田駅近く家族葬専用式場「ゆかりえ」

家族葬から樹木葬。友引の日に無料相談会を開催しています。

https://www.fujimishikiten.co.jp/hall/yukarieaikouishida/

<PR>

厚木・愛川・清川版のトップニュース最新6

健康増進に民間の力

清川村

健康増進に民間の力

地域活性化企業人受入れ

4月19日

公共施設2カ所を木質化

厚木市

公共施設2カ所を木質化

間伐材利用の促進を図る

4月19日

新たな歴史をスタート

厚木王子高等学校

新たな歴史をスタート

校章も発表

4月12日

市の支援で運行移管

コミュニティバス「森の里ぐるっと」

市の支援で運行移管

新車両も導入

4月12日

3D都市モデル公開

厚木市

3D都市モデル公開

ハザード情報などを共有

4月5日

指定管理に地元協同組合

清川村

指定管理に地元協同組合

宮ヶ瀬地区公共施設

4月5日

あなたの街の植木屋さん ハロー・ガーデン

土日祝OK!見積り・出張費0円!1本からでも対応します!

樹木葬と家族葬の「ゆかりえ」

小田急線「愛甲石田駅」徒歩すぐ。友引の日は無料相談会開催中。

https://www.fujimishikiten.co.jp/

<PR>

あっとほーむデスク

  • 4月19日0:00更新

  • 3月22日0:00更新

  • 3月15日0:00更新

厚木・愛川・清川版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

厚木・愛川・清川版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月25日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook