若年性認知症(65歳未満で発症した認知症)の当事者や家族らの交流の場を設け、支援活動を行っている「そらとうみとたいようとの会」(厚木市戸室)が、11月3日、清川村宮ヶ瀬湖で開催された「清川やまびこマラソン大会」の会場で啓発活動を行った。
昨年も啓発ブースを設け、マラソンにも参加した同会。今年は、認知症の啓発カラーでもあるオレンジ色のTシャツを同会の活動に賛同する企業や医療機関、地域住民らの協賛で製作。趣旨に賛同する参加ランナーに会場で無料配布した。会場ではTシャツの配布開始から1時間たらずで配布完了となるなど、注目を集め、小学生から一般ランナーまでオレンジのTシャツを着たランナーがさわやかな秋晴れの宮ヶ瀬を駆け抜けた。認知症の当事者と家族、支援者らはマラソン5キロの部にも参加し、手を取り合いながらゴールした。
同会リーダーの幸田裕介さんは「清川村の皆様とご協力をいただいたすべての皆様に心から感謝します」と話していた。
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