新型コロナウイルス感染症の拡大を受け、様々な分野でロボットを活用した感染症対策を導入する動きが高まっており、神奈川県でも遠隔操作の「アバターロボット」の実証実験が始まった。
医療・介護分野では感染症対策として消毒や運搬を行うロボットが導入されるほか、身近な飲食店でも配膳などにロボットの活躍する場が登場している。
「さがみロボット産業特区」のひとつとして、ロボット産業に力を入れる厚木市でも、ロボット研究開発拠点都市推進プロジェクト「チームアトム」が新型コロナ対策としてロボットの有用性を訴えている。同プロジェクトでは「高齢者が安心して暮らせる」をテーマにリハビリロボットや地域包括システムを開発・実験しており、管理機関である(株)エルエーピーの北村正敏さんは「今回の外出自粛で、家でリハビリ等ができて良かったという声を頂いています」と話す。
今後も同プロジェクトでは、アフターコロナのために低コストで利用しやすいロボットなどの開発を進めるという。(問)(株)エルエーピー/【電話】046・204・9343
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