愛川中学校美術部の生徒が昨年12月26日、愛川町田代の中津神社に大絵馬を奉納した。
これは、同部が2013年から続けているもの。「巳」から始まり、今回の「丑」で同神社に奉納された大絵馬は9枚となった。大きさは左右約180cm、上下約90cm。温かみある色合いに、つぶらな瞳の牛が大きく描かれている。
同部では、毎年合唱コンクールにあわせて大きな壁画を制作しているが、新型コロナの影響で中止になったため、代わりに大絵馬の制作時期を例年よりも早め、昨年9月から制作を開始。部員全員でデザインなどを話し合い、完成させた。
奉納式は、感染症対策として少人数で行われた。甲賀裕樹宮司は「新型コロナで様々な影響があったなか、上手に描いていただき、本当にありがとうございます」と感謝の言葉を話した。奉納された大絵馬は、五穀豊穣を願って2月11日(木)に行われる「春祭」まで同神社の鳥居に飾られる。
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