厚木・愛川・清川 トップニュース社会
公開日:2021.02.26
愛川町清川村
コロナ対策など増額編成
2021年度当初予算案
愛川町と清川村が2月19日、新年度当初予算案を発表。新型コロナウイルス感染症の影響で税収は減少しているが、感染症対策やアフターコロナを見据え、共に予算規模は前年度比で増額編成となった。(2月23日起稿)
愛川町
愛川町の予算総額は、過去最大の247億2938万円(前年度比2・8%増)。このうち一般会計は131億5500万円(前年度比5・5%増)。歳入については、町民税が前年度比2億6172万円(10・4%)減少。企業の業績悪化により法人町民税は38・8%減と大きく落ち込んだ。4年ぶりに地方交付税交付団体となる見込みで、不足分は財政調整基金から1億6700万円を繰り入れる。
主な新規事業では、新型コロナウイルスワクチン接種事業に2億9035万円(2月補正予算繰り越し分含む)を計上、高齢者など交通弱者対策として送迎バスの運行などを予定しているほか、地域経済振興券「あいかわ景気盛リアゲ券」第2弾の配布などを行う。
また、旧半原小学校木造校舎の補修事業(150万円)のほか、観光・産業連携拠点づくり事業(5654万円)では既存建物等の解体・撤去などを行う。新年度当初予算案は、3月1日(月)から始まる町議会に上程され、審議される。
清川村
清川村の予算総額は、38億2886万円(前年度比5・0%増)で、一般会計は24億209万円(前年度比1・9%増)。2年連続で増額編成となった。
歳入については、村民税が4・9%減。宮ヶ瀬ダムによる国有資産等所在市町村交付金は1920万円(2%)減少し、村税全体では4525万円(3・4%)の減少となった。財源不足については財政調整基金(1億1621万円)、公共施設等整備事業基金(3540万円)を活用する。
主な新規事業としては、コロナ禍による首都圏からの人口流入に備え住宅取得支援事業(587万円)として住宅取得奨励金を中古住宅にも拡充。遊休農地対策事業(68万円)では、農地所有者と耕作をしたい人をマッチングする農地バンク制度の運用を図る。また、9月に村制65周年を迎えることを記念して式典など記念事業(265万円)を行う。新年度当初予算案は、3月5日(金)から始まる村議会で上程され、審議される。
ピックアップ
意見広告・議会報告
厚木・愛川・清川 トップニュースの新着記事
コラム
求人特集
- LINE・メール版 タウンニュース読者限定
毎月計30名様に
Amazonギフトカード
プレゼント! -

あなたの街の話題のニュースや
お得な情報などを、LINEやメールで
無料でお届けします。
通知で見逃しも防げて便利です!










