第73回実朝忌俳句大会の結果がこのほど発表され、厚木市妻田東在住の北村純一さん(76)が一般投句の部で、最も評価の高い「実朝賞」を受賞した。
全国から482句の応募
今大会は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、当日の大会は中止となり、一般投句の部のみの実施となった。一般投句の部には、全国各地から482句が寄せられた。
北村さんの句は、「海鳴りは 祈りに近し 実朝忌」。「実朝の残した『金槐和歌集』の作品を思い出し、海と波が連想され、雄大な情景が出てきます。そして海鳴りが、実朝への鎮魂歌のようにも、祈りのようにも聞こえました」と、この句を詠んだ背景を話す。
念願の『実朝賞』
北村さんはこれまで、同大会に毎年句を投稿しており、県知事賞、鎌倉市長賞、神奈川新聞社賞等を受賞しているが、「どうしてもトップである『実朝賞』を受賞できませんでした。今回念願が叶い、とても嬉しいです」と喜びを話す。
北村さんの作品は、4人の選者の選句による入賞句と特選句の両方に選ばれており、「私の作品は、俳句界で著名な選者4名の方に選んでいただきました。コロナの影響で表彰式が中止になってしまい、選者にもお会いできず、全国からたくさんの方が参加して開催される句会も開催できなかったのは残念です」と話している。
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