政府による18歳以下の子どもに10万円相当を給付する臨時特別給付金を巡り、厚木市と愛川町では全額現金での給付を決定。清川村も全額現金で給付する準備を進めている=12月15日起稿。
18歳以下への子どもに10万円相当を給付する事業は、政府の経済対策として11月に閣議決定されたもの。18歳以下の子ども1人当たりに、年内に現金5万円を給付し、来春をめどに5万円相当のクーポンを支給する計画だった。
しかし、12月13日の臨時国会の予算委員会で岸田文雄首相が「全額現金給付を可能とする」と発言したことを受けて自治体判断で急遽、方針を転換した。
厚木市
厚木市は14日、中学生までの児童手当受給者1万3850世帯、2万5200人(同一世帯に高校生年齢がいる場合含む)を対象に年内に現金で給付すると発表した。申請不要で23日と28日に5万円ずつ振り込むとしている。高校生年齢のみの世帯など4500世帯、7000人については10万円の一括給付で調整が進んでいる。来年1月から申請を受付け、順次給付するとしている。
詳細は市子育て給付課【電話】046・225・2118へ。
愛川町
愛川町は15日、臨時特別給付金について児童手当受給者を対象に現金10万円を年内に一括給付する方針を検討していると発表した。当初は児童手当受給者に5万円の先行給付を年内に行い、残りの5万円は来年2月末までに給付するとしていたが、方針を変更した。
高校生世帯などは申請を受け付け、1月中旬からの給付を予定している。給付金対象者として概算で5300人分の予算を計上している。
詳細は町子育て支援課【電話】046・285・2111へ。
清川村
清川村では、子育て世帯への臨時特別給付金について申請不要の5万円を12月27日に給付する。残り5万円については、年明けに現金給付する方向で準備を進めている。
同村では、415人分の予算を計上しており、先行給付の対象者は271人。
詳細は村保健福祉課【電話】046・288・3861へ。
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