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厚木・愛川・清川 文化

公開日:2022.01.07

20年前へタイムスリップ
2001(平成13)年4月〜2002年(平成14)3月の厚木市の出来事を振り返る

 今年の新成人が誕生した今から20年前。厚木・愛川・清川にはどんなことが起こったのか?当時のタウンニュースで振り返ってみよう。当時の紙面でまず一番目につくのは「21世紀」や「新時代」といった言葉の数々。IT時代の本格的な到来を間近に控え、行政や企業で着々と準備が進められた。

*  *  *

 2001年4月/厚木市が21世紀のスタートに対応した執行体制を確立▽21世紀の到来を見据えた街づくりを担う「21政策室」や市への移譲を担当する「県立病院対策室」、一般廃棄物の広域処理化を検討する「ごみ処理広域化推進室」が新設された。

 4月/厚木・愛川・清川の小学校で2638人が入学▽厚木市は2149人、愛川町は461人、清川村では28人が小学校に入学。清川村立宮ヶ瀬小学校では2人の新入学児童を迎え、2年ぶりの入学式を行った。

 5月/荻野運動公園で第22回世界トランポリン選手権最終選考会▽シドニーオリンピックに出場した中田大輔選手や厚木市出身の徳間宙意選手など国内トップクラスの選手が出場。同年7月の世界選手権の出場権を争った。荻野運動公園が世界選手権で使用されるトランポリンを備えていたため、会場に選ばれた。

 5月/厚木市立第二小学校の北棟校舎が完成▽普通教室や音楽室、特別活動室などを備えた北棟校舎が完成し、利用が開始された。改築工事は1987(昭和62)年に実施された耐震診断調査の結果を踏まえ、耐震対策として実施された。

 6月/第1回厚木市IT戦略会議を開催▽「ITのまちづくり」を推進するとして、厚木市が第1回IT戦略会議を厚木市役所で催した。市内のIT関連企業や工科系大学、産業、医療、教育関係者が委員に名を連ね、基本戦略を策定した。会議は全4回の予定で開かれた。

 7月/宮ヶ瀬湖畔に「20世紀懐かし博物館」がオープン▽古きよき20世紀の回顧を一つのコンセプトに掲げ、ブリキのおもちゃコレクターの第一人者として知られる北原照久氏が館長に就任。同氏のコレクションの中から20世紀の生活文化を象徴するような雑誌やポスター、おもちゃなどが展示された。

 10月/厚木市が県立厚木病院の直営方式を発表▽市民や学識経験者などで構成する「市立病院開設準備委員会」などの報告を受け、直接方式または管理委託方式で議論していた運営方針について厚木市が最終判断した。

 12月/ロイヤルベビー誕生に多数の記帳▽皇太子ご夫妻に待望の内親王が誕生し、全国各地に祝福ムードが広がるなか、厚木市は市内16カ所に記帳所を設置。2日間で、1610人が記帳に訪れた。

 1月/中町バスセンター裏の民有地取得に12億円の予算要求が表面化▽当時、三菱地所が大半を所有していた中町バスセンター裏の民有地はバスセンターと商業施設の一体型の再開発が検討されていたが、長引く不況で断念。土地の売却に方針転換した事業者の動きを察した厚木市が取得経費を新年度予算に組み込む方向で動いていることが表面化した。

 2月/災害ボランティアネットワーク設立へ▽阪神淡路大震災から7年が経過し、各地で災害ボランティア組織が誕生。厚木市でも「災害ボランティアネットワーク」の設立準備を進め、防災意識の向上やネットワーク組織の重要性をアピールしようと、訓練や被災生活体験を実施した。

 3月/厚木高校「同窓会」厚木でうぶ声▽同窓会設立に向けて、南毛利戸陵会が名乗りをあげると一気に加速。「厚木連合戸陵会」の設立総会が開催された。

当時の新成人は?

 2001年の成人式は愛川町が1月13日、厚木市と清川村が1月14日に実施。新成人は厚木市3472人、愛川町638人、清川村54人だった。

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