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厚木・愛川・清川 コラム

公開日:2022.01.28

横山 実のGOLF LIFE Vol.15
【15】 傾斜からのショット〈その弐 〉つま先下がり

 つま先下がりのショットは、ボールの位置が両足の高さより低い位置にありますのでクラブヘッドをその高さに合わせる必要があります。



 



【手順】



【1】平地と同じアドレスを取ります。



【2】そこから前傾姿勢は変えず膝を曲げてボールの高さに合わせる。



【3】やや踵寄りに重心をかける。



【4】通常のボール位置でOK。



 



 ポイントは前傾姿勢の角度を深くするのではなく膝を曲げることでボールの高さに対応することです。平地よりも膝を多く曲げる分、体の回転がしづらくなります。



 傾斜によってはバランスを崩しやすいのでフルスイングが難しい場合があります。いつもの番手でのショットより飛距離が出ないことも考えられますから少し大きめの番手でコンパクトなスイングで対応しましょう。



 また、フェースが右を向きやすいので、ボールが右に飛びやすくなります。傾斜と番手によって飛距離と曲がり幅がどのくらいになるかは、ある程度の経験値と予測が必要になります。ショートアイアンでのショットはクラブが短いので膝の曲げ角が深くなります。シャフトが短く、膝の曲げる角度が大きいので足が止まって腕だけのスイングになりますから、引っかかる(左に飛ぶ)要素もある事も覚えておいてください。



 その傾斜地でのバランスの良いスイングはどのくらいまでか素振りをしてショット前に確認することも大事です。



◇著者紹介◇ PGA日本プロゴルフ協会会員 ティーチングプロ 横山 実

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