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公開日:2022.03.11
飯山白山森林公園
桜の広場リニューアル
新たな観光拠点に
飯山白山森林公園(厚木市)の桜の広場が3月9日、リニューアルオープンした。同日には、セレモニーが行われ、小林常良市長らによる記念植樹が行われた。リニューアルは、サクラの季節だけでなく、1年を通してハイカーや長谷寺への参拝客などの観光客でにぎわう新たな観光拠点とすることがねらい。
飯山白山森林公園の桜の広場は、毎年、「あつぎ飯山桜まつり」(今年は新型コロナウイルス感染症拡大の影響で中止)の会場となることもあり、長年、サクラの名所として親しまれてきた。しかし、サクラの季節には観光客でにぎわうものの、そのほかの季節は人出が少ないことが課題となっていたため、2018年度に「飯山白山森林公園桜の広場周辺整備構想」を立案。整備を進め、リニューアルした。
具体的には、広場内の老木化したサクラ47本を伐採し、39本を移植・新植。モミジやアジサイを新たに植栽して、四季を通して、花木が楽しめるようにした。加えて、散策路として、歩道を整備。ハイキングやピクニックの休憩場所となるようなベンチやテーブル、デッキのほか、子ども向けの複合遊具やストレッチなどができる健康遊具も設置し、幼児から高齢者まで誰もが楽しめる空間になるようにした。また、「あつぎ飯山桜まつり」をはじめとする、イベントの開催を想定し、デッキ兼用ステージや常設の観覧席、露店やキッチンカーが出店できるスペースも設けた。
担当の厚木市観光振興課は「1年を通して、多くの人々が訪れるような場所になればとの思いで整備した。新たな観光拠点になれば」と話している。
3月9日には、リニューアルオープンセレモニーが開催された。当日は、小林常良市長らが記念にシダレザクラを植樹した。小林市長は「ここを大きな観光の柱の1つにしたい。地元の皆さんから色々なご意見をお寄せいただき、実現することができた。人が集い、楽しみ、憩える場になればと思う。これで終わることなく、白山の頂上まで整備を進めていきたい」と話した。
今後は、白山展望台や広場周辺、展望台までの散策路の手すりや階段の整備も進められる予定。
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