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公開日:2022.04.01
厚木市立病院
がん連携指定病院に
県央地域2カ所目
厚木市立病院(長谷川節病院長)は3月16日、県から「神奈川県がん診療連携指定病院」に指定された。期間は2022年4月1日〜2026年3月31日まで。県内の指定病院は10病院となり、県央地域(厚木市・愛川町・清川村を含む5市・1町・1村)では、三思会東名厚木病院に次いで2カ所目の指定となる。
神奈川県がん診療連携指定病院とは、神奈川県独自の制度で、厚生労働省が定める「地域がん診療連携拠点病院」と同等の機能を有するものとして指定される。5大がん(肺・大腸・肝臓・胃・乳)を中心とした、専門的ながん治療(手術・放射線治療・化学療法)をはじめ、緩和ケア、地域医療連携、相談支援など、質の高いがん治療を提供する役割を担う病院として県が協議し、判断する。
厚木市立病院は2003年に神奈川県立厚木病院から経営移譲され開設。2012年の新病院建設工事着工に合わせ経営計画を策定。がん治療の充実を掲げ、2次・3次計画でも充実を進めてきた。
同院では、市民に身近な市立病院で質の高いがん治療が受けられる体制整備をめざし、2020年に指定に向けたプロジェクトチームを発足。2021年1月に緩和支持外来・セカンドオピニオン外来を開始、同3月にがん相談支援センターを開設するなど、着々と準備を進めてきた。また同院の2020年(1月1日〜12月31日)のがん手術件数は441件となっている。
質の高い医療の提供へ
3月16日に開催された2022年度第2回県がん対策推進審議会で、厚木市立病院の県がん診療連携指定病院の指定が了承され、県内の指定病院は10病院となった(4月1日付)。同じ県央エリアの東名厚木病院に次いで2カ所目となり、近隣市では茅ケ崎市立病院、平塚市民病院などが指定されている。
今回の指定を受け、長谷川病院長は「県央の公立基幹病院として、地域の医療機関と連携しながら専門性に基づく高度ながん診療に努めるとともに、エンドオブライフケアを含めた緩和ケアにも力を入れています。更なる診療の向上を図り、総合的ながんケアを強化し、地域の皆さまにより一層の安心かつ適切な医療を提供してまいります」とコメントした。
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