厚木・愛川・清川 コラム
公開日:2022.06.17
♯みゅーじっくコラム♭
音楽の森
ピアニスト 倉本 卓(厚木市長谷在住)
「無くなった建物はまた建て直せる。無くなった物はまた買える。しかし、亡くなった人はもう戻らない」。これはウクライナから日本へ留学してきた学生の言葉です。大変重く心に響いてきます。毎日多くの被害を受けたウクライナの町を見る度に、この光景は戦争映画のCG?と思うほど酷いです。ある町で大きな被害を受けながら住み続ける男性は、「ウクライナへの祈りはいらない。祈る前に今すぐにでも物資を送ってくれ」。食料、医薬品などが底をついているそうです。多くのロシア出身の音楽家がプーチン政権に対して反対しないため、西側諸国、米国でのコンサートの出演を禁じられています。
そんな中、私が尊敬するロシア出身のピアニスト、グリゴリー・ソコロフ氏はウクライナへ寄付をしています。インタビューが嫌いなため、ソコロフ氏のコメントはありません。ヨーロッパ各地でのソコロフ氏のコンサートは常に超満員、ソコロフ氏のウクライナへの行動に対して賞賛の声が相次いでいます。ロシア人の中には、反対したいけれど怖くてできない人も多いと聞きます。ソコロフ氏の行動に敬意を表します。
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