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厚木・愛川・清川 コラム

公開日:2022.09.02

感染してみました

 8月はじめにコロナ感染しました。幸い深刻な事態にはならなかったのですが、人生でも経験したことのない高熱がガーッと出て、一瞬狼狽えました。それでも処方された解熱剤が良く利いて、2時間ほどで魔法のように平熱に戻り、かと思えばまた熱が上がり、解熱剤で下げて......それを三度ループして収まりました。重症化された方も大勢いるので、軽々には言えません。けれど私に限っては「なんじゃい、意味のない悪さしやがって、この馬鹿ウィルスが!」という感じが、コロナ感染の感想です。



 私の場合、身体の不調よりもむしろ精神的なダメージの方が大きかった。「自分は感染しない!」今思えば全く根拠のない前提で立てていたスケジュールが大混乱に陥った責任と、人に感染させたかもしれぬ、という不安です。特に人にうつしてしまったに違いないという罪悪感が大きかった。実は感染が判明する数日前、連日のように会食に参加していました。それぞれに大事な人たちとの会合で、万が一にもその人たちにうつしてしまっていて大きな後遺症が残ったら何とお詫びすればよいのか、不安は膨らむばかりだった。



 しかし調子抜けするほど、皆さんご無事で、私からの感染はゼロでした。未感染の人もいたし、アルコールも入って会話も弾んでいました。今までの報道を信じるなら、感染拡大必至だったのに。



 まったく、このウィルス。筋の通らぬ、馬鹿野郎です。

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