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厚木・愛川・清川 社会

公開日:2023.06.02

下荻野
畑でぽつんと

  • 国道412号の光を背に畑で灯る一匹

 厚木市の中金井ホタルの里(下荻野387)で5月下旬にゲンジボタルが見頃を迎えた。

 地元の老人会・下荻野寿会のメンバーが草刈りなどの世話をしている場所で、5月22日には水路の数カ所で点々と緑がかった光がゆらめいた。

 同会の村松進司会長(79)によると、今年の飛翔は1週間ほど早めという。水路は昔からホタルの名所として知られ、5年ほど前に市が整備した。同会では草刈りのほか、田んぼに落ちないように柵を立てたり、地元っ子たちと近くの田んぼから餌のカワニナを集めて水路に放流。またホタルを捕まえてしまう人がいるため、パトロールやパンフレットを配るなどの啓発も続けている。ホタルの飛翔シーズンには一部の街灯を消すといった工夫も。

 6月初旬も、風がなく雨が降らないといった条件が揃えば飛ぶ可能性がある。駐車場が少なく車で来場するとホタルに強い光が当たってしまうため、徒歩が望ましい。

 最寄りのバス停「子合」で下車、山中陣屋跡史跡公園方面へ。詳細・問い合わせは【携帯電話】090・8846・2275(村松さん)。

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