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厚木・愛川・清川 社会

公開日:2024.05.31

厚木歯科医師会
健診機会の創出へ
堀真治会長インタビュー

  • 堀真治会長

 6月4日(火)から10日(月)までの『歯と口の健康週間』に合わせ、歯と口に関するさまざまなイベントを行う一般社団法人厚木歯科医師会。地域の歯科保健事業を担う同会の堀真治会長に話を聞いた。

 厚木市・愛川町・清川村にある89の歯科医院(2024年5月現在)で構成される(一社)厚木歯科医師会は、乳幼児から成人、高齢者まで、それぞれに合わせた歯科健診事業で口の健康をサポートしている。

 同会では今年度から成人歯科健診の節目健診に20歳・30歳を追加し、健診機会の創出にも力を入れる。堀会長は「高齢者では近年、お口のささいな衰えから全身の衰えが始まるとされる”オーラルフレイル”の健診と治療に行政と一体となって取り組んでいます。口腔内を健康に保つことが大切です。早期発見し、訓練をする事で回復するとされており、定期的な健診をおすすめします」と話す。

 さらに同会では、兼ねてから行政等に働きかけていた「2歳6か月健診」の充実も今年度からスタートした。今までの虫歯健診だけでなく、口腔機能の発達を見る健診も合わせて行われる。「1歳6か月、3歳6か月の健診は厚木市保健福祉センターでの集団検診ですが、2歳6か月健診は、かかりつけ歯科医での受診ができますので、かかりつけの歯科医にご相談ください」という。

 また堀会長は「妊婦歯科健診は母子手帳を渡される折に説明があると思いますが、妊娠期の軽度な歯周病は、早産、低体重児を引き起こすと言われています。是非、安定期に受診してください」と話す。そのほか、障害者歯科休日をはじめ、厚木市歯科保健センターや在宅歯科医療連携室の充実などに努めており、「会員一丸となって口腔を通じてのあらゆる世代の健康維持に寄与してまいります」と話す。

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