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厚木・愛川・清川 教育

公開日:2025.07.16

熱中症
「重症化の前に病院へ」
市立病院澤本先生に聞く

 熱中症(ねっちゅうしょう)になると頭痛(ずつう)や吐(は)き気(け)の他(ほか)、めまいや立(た)ち眩(くら)みなどの症状(しょうじょう)があらわれます。時(とき)には脱水(だっすい)によって足(あし)がつったり、いろいろな症状(しょうじょう)がでてくるのが特徴(とくちょう)です。症状(しょうじょう)が重(おも)くなると意識(いしき)がはっきりしなくなったり、けいれんが起(お)きたりするそうです。厚木(あつぎ)市立病院(しりつびょういん)救急(きゅうきゅう)センター長(ちょう)の澤本(さわもと)徹(とおる)医師(いし)は「熱中症(ねっちゅうしょう)かもしれないと思(おも)ったら、外(そと)にいた場合(ばあい)は日陰(ひかげ)や木陰(こかげ)など日差(ひざ)しの射(さ)さないところに入(はい)って休(やす)んでください」と話(はな)します。「水(みず)や薄(うす)めたスポーツドリンクなどで水分(すいぶん)をしっかり補給(ほきゅう)して、可能(かのう)ならば靴下(くつした)や服(ふく)を脱(ぬ)いだり、体(からだ)に水(みず)をかけてウチワで仰(あお)ぐのも効果的(こうかてき)です。わきの下(した)や足(あし)の付(つ)け根(ね)などに冷(つめ)たいペットボトルなどをあてるのも有効(ゆうこう)です」と話(はな)します。

 熱中症(ねっちゅうしょう)が重症化(じゅうしょうか)してしまうと命(いのち)にかかわることもあります。「もし意識(いしき)がしっかりしていない状態(じょうたい)だったらすぐ救急車(きゅうきゅうしゃ)を呼(よ)んだほうがいいです。でもそこまで悪(わる)くならないうちに、体調(たいちょう)が悪(わる)くなったら病院(びょういん)に行(い)くことが大切(たいせつ)です」と注意(ちゅうい)してくれました。状況(じょうきょう)と体調(たいちょう)次第(しだい)では、ほんの10分(ぷん)程度(ていど)で熱中症(ねっちゅうしょう)になることもあるので注意(ちゅうい)が必要(ひつよう)です。

 熱中症(ねっちゅうしょう)になりにくくするためには、「夜(よる)早(はや)く寝(ね)たり、しっかり朝(あさ)ご飯(はん)を食(た)べたりと規則(きそく)正(ただ)しい生活(せいかつ)をすることが大切(たいせつ)」と澤本(さわもと)先生(せんせい)は教(おし)えてくれました。

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