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厚木・愛川・清川 社会

公開日:2025.07.18

企画展「戦争の記憶」
愛川町郷土資料館

  • 大矢武治氏寄贈「陸軍少尉軍服」

 戦後80年である今年。愛川町郷土資料館では7月19日(土)から8月31日(日)まで、企画展「戦争の記憶─戦後80年─」を開催する。

 愛川町の発展の礎となっている内陸工業団地は、戦前は一面の桑畑だった。しかし、戦時中には相模陸軍飛行場として数多くの航空機が離発着する場所に変貌した。この地から戦地に赴き、再び帰ってくることが叶わなかった人も大勢いる史実もある。そうした歴史を風化させないため、戦争の惨禍と復興の歩みを物語る資料などを展示する。

 展示内容は相模陸軍飛行場の「関係写真」と「関係資料」、「出征兵士」、「銃後の守り」、「復興への足音」の5コーナー。相模陸軍飛行場で撮影された特攻隊員を囲んでの写真や航空地図、軍服や小銃、飛行帽といった軍装品、志那事変国債のポスター、大日本国防婦人会のタスキなど約100点が展示される予定だ。そのほとんどが地域の人から寄贈されたものだという。

 主催は愛川町教育委員会。開館時間は午前9時から午後5時で期間中の休館日はなし。入館料無料。問合せは愛川町郷土資料館【電話】046・280・1050へ。

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