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厚木・愛川・清川 社会

公開日:2025.07.25

特養きみどり
詐欺、不審者対策学ぶ
厚木署員招き防犯訓練

  • 「さすまた」の使い方を学ぶ職員ら

 厚木市戸室の特別養護老人ホーム「きみどり」で7月16日、厚木警察署員を講師に招いた防犯訓練が実施され、施設の職員や入所者、地域住民など約25人が参加した。

 訓練の冒頭、署員が巧妙化する特殊詐欺の手口について解説。「オレオレ詐欺」や警察官を名乗り現金を振り込ませる手口などを例に挙げ、「知らない電話番号には出ない」「家族で合言葉を決めておく」「怪しいと感じたら、ためらわずに警察へ相談することが重要」など、対策を呼びかけた。

 後半は、施設に不審者が侵入したとの想定で、刺股(さすまた)を使った対応訓練を実施。署員は「刺股は相手を制圧するのではなく、警察が駆け付けるまでの時間を稼ぐための道具」と強調し、参加者は犯人との安全な距離の保ち方や具体的な使用方法を学んだ。また、刺股が近くにない場合は、椅子なども有効な防御手段となるなど、参加者らは熱心に学んでいた。山崎則子施設長は「職員も含めて、多くの人から質問が出て、有意義だった。今後も続けていきたい」と話した。

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