厚木・愛川・清川 社会
公開日:2025.08.09
厚木市役所で「あつぎこども参観日」
厚木市役所で8月5日、市役所で働く職員の子どもたちが保護者の職場を訪れて仕事を体験する「あつぎこども参観日」を実施した。
これは親の働く姿を見て、子どもたちが自分の将来や、働くことを考えるきっかけにしてもらおうと、厚木市役所で初めて実施したもの。厚木市では職員のワーク・ライフ・バランスの確保、長時間労働の縮減や休暇の取得を促進する「あつぎスマート・ワーク宣言」を実施。仕事と家庭の両立や子育てを支援するアドバイーを設置するなど、誰もが働きやすい職場環境づくりを進めている。
当日は23人の小学生が参加。子どもたちは保護者と一緒に出勤し、開始式で山口貴裕市長から辞令を交付されると誇らしそうな表情を浮かべた。その後、保護者の職場に移動し、仕事内容の説明を受け、名刺作成や簡単なパソコン作業などを体験した。
また、職場へ山口市長が訪問した際には、作ったばかりの名刺を交換。子どもたちからは「厚木市にはビルが何個ありますか」などと質問もあった。 参加した長坂玲奈さん(10歳)は「半日だけでもお父さんの大変な仕事を体験できてよかった。市長も副市長も明るく接してくれてうれしかった」と笑顔を見せ、父親の信行さん(45歳・及川)は「夏休みの良い体験になったと思う。この体験を通して、将来の
仕事を考えるきっかけになればうれしい」と話した。
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