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伊勢原 文化

公開日:2024.03.01

伊勢原出身の平野杏子さん
2作品と美術書籍を寄贈

  • 寄贈式の様子。感謝状を手にする平野さん(左から4人目)

    寄贈式の様子。感謝状を手にする平野さん(左から4人目)

 市内出身の画家・造形作家である平野杏子さん95歳/平塚市在住)が伊勢原市に自身の絵画作品と美術書籍を寄贈。2月16日に市役所で寄贈式が行われた。

 1930年生まれの平野さんは共立女子専門学校(現・共立女子大学)時代に21歳で画壇デビュー。大久保作次郎、長屋勇、三岸節子に師事、数多くの美術展で高い評価を受け、国内外で幅広く活躍している。

 絵画のみならず、彫刻作品なども手掛け、ヘンリー・ムーア大賞展では美ヶ原高原美術館賞を受賞している。旧制比々多中学校で美術教師を務めた経験もあり、市役所落成時にも作品を寄贈しているという。

 今回寄贈された作品は平野さん生誕の地である大山に関連した「憂愁を喰う生物」(油彩・P80号)と初期の作品である「伊勢原風景」(油彩・F30号)、「平野杏子作品集」や美術書など。

 寄贈式には平野さんや親族、友人や協力者をはじめ、大山阿夫利神社の目黒仁宮司、伊勢原大神宮の宮本佳昭宮司、市からは高山松太郎市長や山口賢人教育長が出席。高山市長から感謝状が手渡された。

 平野さんは「これまで時代を描き続けてきた。伊勢原は歴史と文化があり、私にとって一番のふるさと。ぜひ多くの方にご覧いただければ」と語った。

 作品の展示について山口教育長は「現段階では未定だが、学校教育の場で活用してもらうのも良いかもしれない。今後検討していきたい」とした。

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