神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
綾瀬版 公開:2014年3月7日 エリアトップへ

日本ソーラークッキング協会の会長を務める 鳥居 ヤス子さん 市内上土棚北在住 82歳

公開:2014年3月7日

  • X
  • LINE
  • hatena

笑顔弾ける”ソーラーおばさん”

 ○…日本ソーラークッキング協会は、世界組織「ソーラークッカーズインターナショナル」に所属している。「ソーラークッカー」という器具で太陽光を集め、その熱で調理するソーラークッキングの普及が主な活動だ。もともと個人で普及活動を行っていたが徐々に仲間が増え、10数年前に協会を設立した。現在は国内外の各地でソーラークッカーの実演を行っており、今月8日・9日には横浜のイベントに出展する。

 ○…ソーラークッカーとの出会いは1986年、アメリカのカリフォルニア。フリーライターとして訪れた取材先で、「ソーラーオーブン」と呼ばれる箱型の物を見たのが最初だった。自然食や有機農業について書いていたこともあり、すぐに「エコで楽しく美味しいソーラークッキング」の虜になった。「大概の物は作れるのよ。ご飯も炊けるしお芋も焼けるし、ケーキだって」。自慢の料理を振る舞ってくれた。

 ○…戦前、台湾に住んでいた日本人の両親の元で生まれる。終戦後、13歳の時に日本に引き揚げ静岡へ。台湾の女学校で英語を学んでいた経験を活かし、大使館に勤めていたという経歴も持っている。結婚して世田谷区で暮らしていたが、3人目の子どもが生まれたのを機に戸建購入のため1972年に綾瀬に移り、フリーのライターに転身した。現在は息子夫婦と共に暮らしている。

 ○…「エコは我慢とか不自由ってイメージが強いけど、そんなことない。お金をかけず楽しめるんだから」と魅力を語る。ソーラークッカーに限らず部屋には様々なソーラーグッズが溢れており、楽しそうに使い方を説明してくれる。その面白さを伝えるため、小学校の課外授業で手作りソーラークッカーの作り方を教えたり、調理の実演をしたりと活動は幅広い。「この魅力を知ってもらって、もっともっと取り組みが広がったら嬉しい」と、屈託のない笑顔を見せた。

綾瀬版の人物風土記最新6

永野 貴義さん

高座クリーンセンター環境プラザの施設長として施設の情報発信に力を入れる

永野 貴義さん

46歳

1月10日

引地 純さん

綾瀬青年会議所の第41代理事長に就任した

引地 純さん

落合南在住 39歳

1月1日

渡井 和夫さん

綾瀬市園芸協会の会長として農業振興に取り組む

渡井 和夫さん

上土棚南在住 60歳

12月13日

齋藤 悦子さん

綾西地区でフォークダンスと民謡を教えている

齋藤 悦子さん

綾西在住 76歳

11月29日

太田 淑夫さん

会長として綾西自治会の50周年に立ちあった

太田 淑夫さん

綾西在住 67歳

11月15日

加藤 功さん

吉岡買い物支援ツアーを立ち上げた

加藤 功さん

吉岡在住 74歳

10月18日

あっとほーむデスク

  • 1月24日0:00更新

  • 12月13日0:00更新

  • 11月29日0:00更新

綾瀬版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2020年1月24日号

お問い合わせ

外部リンク