綾瀬市議会の9月定例会が1日に開会し、市は「綾瀬市活性化応援寄附金」(ふるさと納税)の返礼品事業や(仮称)綾瀬スマートインターチェンジ(SIC)整備に係る事業費、新たに建設を検討する「地域振興施設」の整備推進事業費などを盛り込んだ5億2366万4千円の一般会計補正予算案など、10件の議案と2件の報告を提出した。
今回の補正予算案では、ふるさと納税の当初歳入予算500万を、2100万円に大幅上方修正したものが提出された。寄附金は、7月1日の開始から8月22日までに172件、280万円が寄せられている。
当初、11事業者21種で始まった返礼品事業。7月29日には小田急藤沢ゴルフクラブのプレー招待券や小田急藤沢テニスガーデンのレッスン受講券、鈴保養鶏園の卵とスイーツセット、比留川ぶどう園の高級ぶどう藤みのりが追加されている。
開始当初からチーズやヨーグルト、野菜など「日常品」が人気だが、担当する市政策経営課によると季節限定のぶどうも現在人気を集めているという。今後はキヤノン(株)綾瀬事業所のデジタル一眼レフ・ミラーレス一眼レフカメラや、(株)サードウェーブデジノス綾瀬事業所のノートPC・デスクトップPC・スティックPC・スマートフォンの追加が予定されている。
また、歳出ではSIC予定地のガス管や電気・電話線撤去作業に5250万円、SIC用地取得に係る費用に4億1500万円、2年前に起きた吉岡の土砂崩れの市道復旧作業に1475万3千円を計上。
その他、SIC開設後に人が滞留できる「道の駅」のような市独自の地域振興施設を検討するため、基本設計や調査等の事業費として1067万9千円が盛り込まれ、補正後の一般会計累計額は319億3885万8千円となる。
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