愛川・清川版 掲載号:2018年1月1日号
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「誠心誠意」の村政を 大矢明夫村長 新春を語る

社会

今年の施策など村の展望を語る大矢村長
今年の施策など村の展望を語る大矢村長
 2018年の幕開けにあたり、本紙では大矢明夫村長に新春インタビューを行った。大矢村長は新たな商業施設や子育て支援の拡充など、活性化する村について語った。(聞き手/愛川・清川版編集長 富永潔)

――昨年の印象的な出来事をお聞かせください

 「これまで継続してきた村役場周辺への商業施設誘致としてドラッグストア・クリエイトの出店が決定しました。また、道の駅清川のリニューアルに向け指定管理者の民間企業への変更が決まりました。子育て支援の住宅整備など、昨年の当初目標にしていた施策はほぼ順調に進んでいます」

――村内活性化についてさらなる展望は

 「厚木市にあるラーメン店を運営する企業が清川村へのセントラルキッチンを要望しています。2018年には具体的になると思います。道の駅のリニューアルでは、新たな指定管理者が村の食材を使った食堂に意欲を持っており、今年度予算で改修する予定です」

保育の充実で就労を支援

――定住促進施策の状況はいかがですか

 「村営住宅のプレミール中根を2016年度に2棟4世帯完成させ、2017年度にも5棟10世帯が完成します。若い人をターゲットに募集をかけると、小さなお子さんがいる方からの反響が多い。昨年村ではにじいろ保育園を開園しましたが、保育所のさらなる拡大が必要になります。現状では清川幼稚園に余裕があるので、年間を通した延長保育のような対応など活用策を検討し、若い方の就労を支援していきたい」

――子育て環境の充実が若い人の定住につながる手ごたえを感じますね

 「そうですね、村でも子育て支援施策を各種実施していますし、村の職員も各地でプロモーション活動を実施してくれています。定住は就職できることも重要なので、企業の多い厚木市や愛川町、秦野市、伊勢原市を中心に横浜市や川崎市などにもPRしていきます」

――高齢者福祉の進展についてはいかがでしょうか

 「清川村では第6期介護保険計画を進めていますが、計画よりも介護度の進んだ方が少ないという状況です。厚木市をはじめ民間の施設に入居される方も多いですが、村を終の棲家にしたいという声もいただきます。そこで、村内に小規模のグループホームを作り、医師や看護師が常駐する中心施設から訪問する形態の仕組みを研究し、具体化していきたい」

――宮ヶ瀬の活性化についてお聞かせください

 「地域おこし協力隊の實方悠一郎さんが経験を活かして水の郷商店街の飲食メニューの英語表記を進めています。近年増えている外国の方のホスピタリティ向上を図ります。また、小中沢園地ではグラウンドゴルフ場が完成し、休止していたグラスライダーについて、今年度中に改修が行われます。昨年の11月に宮ヶ瀬ダム周辺振興財団が観光地域づくりの舵取り役である日本版DMO法人に登録されました。皆で知恵を出し合って、宮ヶ瀬という湖を中心に、地元と力を合わせて取り組んでいきたい」

――地域おこし協力隊は村の新たな力になっています

 「實方さんには『きよかわの惠水』のデザインもしていただきました。同じく協力隊の稲葉智美さんは、煤ヶ谷を拠点に農業や触れ合いサロンなどいろいろな活動をしていただいています。将来的にはイタリアンレストランの開業を目指しているそうで、創業の希望を村としても支援して、実現させたい。今後も地域おこし協力隊の新規採用を検討しています」

――新たな年が始まりました。大矢村長が村政運営で大切にしていることは

 「村長として最初から『誠心誠意の仕事をしたい』という思いを持っています。住民の声、議会の声、職員の声、様々な意見を聞いて、咀嚼して、住民のための村政をこれからも続けていきたい」

――村長の今年の楽しみは

 「昨年の6月まで2年半、神奈川県の町村会会長を務めさせていただいた。県内外の色々な場所に行く職務があって、ここ最近は趣味の家庭菜園がほとんどできませんでした。新しい年は周りの空気を吸って、景色を眺め、土いじりをしたいですね。サツマイモができたら孫と焼き芋をやったり、大根を抜かせたり、田舎暮らしの良さを伝承できたらと思います」

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