愛川町文化会館で１月21日、愛川町青少年健全育成大会が開催された。

　これは、青少年に関わる課題について研究・協議し、今後の育成活動の充実・発展を図ることを目的に、愛川町地区健全育成組織連絡協議会（麻生光昭会長）と町教育委員会の共催事業で毎年実施しているもの。

　大会には、町内各地区の育成会会員をはじめ、育成会とともに青少年の健全な育成を進めている青少年指導員、子ども会、ＰＴＡなどの関係団体も参加。合計で１１３人が出席した。

　大会の第１部では事例発表が行われ、三増区青少年育成会と春日台青少年育成会が、年間の活動内容や現在直面している課題について発表した。会場に集まった参加者たちは、実際の活動例や共通の課題などについて真剣に耳を傾けていた。

　また、第２部では「地域で愛される子どもたち〜恩返しの法則〜」をテーマに、独立行政法人国立青少年教育振興機構の北見靖直氏を講師に迎え、地域での子どもたちとの関わり方や地域活動の大切さについてを学ぶ講話が行われた。

　参加者からは「普段、地域で行っている青少年育成会活動の大切さをあらためて認識しました。子どもたちを楽しませるゲームも学びましたので、これからの活動に生かしていきたいと思います」などの感想があがった。