愛甲商工会館で11月12日、商工会員による自前講座が開催された。
これは、商工会員の経験談などを聞くことで自身の経営に役立つヒントを得てもらおうと、毎年開催されているもの。今年は約50人が参加。町内で180年以上日本酒を醸している老舗酒蔵の大矢孝酒造の大矢俊介氏と、明治神宮への献上銘菓で知られる菓匠土門の土門巨幸氏が登壇した。
大矢氏は「生酛仕込」という伝統的な酵母の培養方法や愛川の水の重要性を紹介したほか、「たくさんのお米を使うことで農家を元気にしたい。日本酒を飲むことは、日本の農業を支えることにもつながる」と、広い視野で日本酒造りへの思いを語った。
土門氏は自身のプロフィールや「若い人にも受け入れられる和菓子」「素材の味を最大限引き出す」などのこだわりを語った。また、上生菓子作りの実演では、繊細な指先と柔らかな手つきで「もみじ」など季節のお菓子を完成。参加者からは大きな歓声もあがった。
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