宮ヶ瀬ダム観光放流が今年も4月から11月まで行われる。放流は毎週水曜日、第2・4金曜日、第2日曜日に行われ、時間は午前11時と午後2時の1日2回。この他にイベント放流もある。昨年度好評だったフーチング階段(ダム管理用階段)の開放も行われる。
毎年多くの人が訪れる宮ヶ瀬の観光放流。人気の理由はその迫力にある。2つの放流管から流れ出る水の量は毎秒30㎥。高低差70mのダイナミックな人口瀑布は圧巻だ。
相模川水系広域ダム管理事務所によると、観光放流の水は宮ヶ瀬ダム下流の石小屋ダムに貯められるので、水を無駄にしているわけではないという。同事務所がすすめる観光放流を楽しむ絶景ポイントは「ダム堤体正面の橋の上」「エレベーターよりの堤体出口付近」「新石小屋橋」の3カ所。見え方や迫力の違いを楽しんでみては。
また、今年度も開放されるフーチング階段は、点検等で使用するダム堤体脇の階段。通常は一般には開放されておらず、高低差124・5m、510段と登りごたえ満点。ダムの大きさを実感できる。階段開放は観光放流実施日の第2・4金曜日(その他4月29日(月)・7月28日(日)も開放)。時間は午前10時から午後3時。
放流日程や階段の開放日は同事務所ホームページ(http://www.ktr.mlit.go.jp/sagami/)で確認できる。詳しくは【電話】046・281・6911へ。
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