追憶の金星劇場
金星劇場／戦後、キャバレー、ニュース映画や名画の上映館を経て、昨夏まで成人映画を映していた。円筒形の柱などが特徴的。建物は解体中
市内を巡回 旅する写真集
若松町にあった映画館「金星劇場」の解体直前の姿を収めた写真集が市内の飲食店やカフェを巡回している。1月に館内で開かれた1日限りの音楽ライブの風景と、昭和ノスタルジーを感じさせるシートや機材などの装備品を筑間一男さんら4人のカメラマンが写した。
企画したのは上町で焼き鳥店「にしこ」を経営する西村大佑さん（36歳）。「独特の存在感を醸していた建物が取り壊されることを知り、惜別の意味を込めた」と語っている。写真集は現在、「にしこ」に置かれており、誰でも閲覧できる。「にしこ」の営業時間は午後6時から深夜0時。
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