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自分に向かう静かな時間 満昌寺の日曜坐禅会

文化

掲載号:2015年7月31日号

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開け放たれた本堂の中で座禅を組む参加者
開け放たれた本堂の中で座禅を組む参加者

 癒しや心の平穏を求める人の間で坐禅が注目を集めて久しい。昨今では、坐禅や瞑想をテーマにした携帯電話アプリも登場しているほどで愛好者の裾野は確実に広がっている。

 大矢部にある「満昌寺」では、30年以上も前から初心者でも気軽に試せる日曜坐禅会を毎月1回、開いている。近隣住民だけでなく、市外から車を駆って訪れる人など、およそ30人が本堂内で坐禅を組んで瞑想にふけっている。50・60代の年配者が目立つが、「ホームページを見て体験を希望する人も少なくありません」と永井宗寛住職。誰でもオープンに受け入れている。

 早朝6時から始まる坐禅会は、時間にして1時間半程度。まず初めに梅干を湯で煮だした「梅湯(茶礼)」が振る舞われ眠気を覚ます。般若心行から始まる読経に続いて坐禅を2回に分けて行う。開け放たれた本堂の中を涼やかな風が通り抜け、静かな時間が流れる。数息観(すそくかん)という、自分の息を静かに数える呼吸法で集中力を高めていくのがポイントだそうだ。

 この坐禅会を取り仕切っている水野唱徳さんは8年前から参加。「鎌倉の武家社会や三浦一族の歴史を学んでいくうちに禅の文化に行きついた」という。気持ちをリセットさせる手段の一つとして日々の生活に取り入れているそうだ。

 水野さんから手渡された「坐禅のすすめ」と記された用紙にはこんな一文が記されていた。

 こころ。集中力を養い自分自身を省みます。体をととのえ、呼吸をととのえ、心をととのえます。自分の本当の生きる力を見つけて下さい(一部抜粋)。

 満昌寺の日曜坐禅会は毎月第3日曜日の午前6時から。8時半から高校生以下を対象にした「子ども坐禅会」も開いている。参加希望者は満昌寺【電話】046・836・2317

 [この連載では横須賀で行われている朝活を紹介していきます]

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